Overview
基本概要
凍結が⼼配でトラップ・バイパス微開して燃料を無駄にせず、蒸気配管設備を破損させません!
耐凍式トラップユニットでは、ボイラ停⽌終了時、蒸気配管機器の凍結防⽌のため、あらかじめトラップのバイパス弁、微開してのドレン抜き、⼜はボイラ停⽌時に毎回⼿動にてバルブ開放してのドレン抜きしなくても凍結防⽌します。 ※極寒冷地⼜は寒冷地で強⾵のあたる使⽤個所では、ドレン排出時に即凍結する事もあり凍結防⽌を保証するものではありません。
温度と⾵速を検知し、登録された時間で蒸気電磁弁が⾃動で開閉、⼤幅なの燃料削減となります。開閉時間は事前に計算されたものが登録されていますが、環境に合わせて変更可能です。
設備や環境に応じて、ユニットを組み合わせて施⼯します。従来のトラップに⽐較して相当な燃料削減、経費削減となります。
⾃動空気取⼊⽤ユニット
耐凍式トラップユニット
About Product
製品について
⾃動空気取⼊⽤ユニット
常時開放して使⽤します。蒸気⼊⼝弁は常時開放して使⽤します。蒸気停⽌時、⾃動的に空気を⼊れることで感の中の⽔が抜け、凍結しなくなります。ストロー原理の上の指の役割です。
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DDBV9
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TKK-42
耐凍式トラップユニット
蒸気⼊⼝弁は常時開放して使⽤します。蒸気停⽌時、⾃動的に空気を⼊れることで感の中の⽔が抜け、凍結しなくなります。ストロー原理の上の指の役割です。凍結防⽌弁は、蒸気圧 0.035MPa以下にて⾃動開弁、ドレン排出・蒸気圧 0.035MPa以上にて⾃動閉弁します。
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TD-10NA
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TKK-2Y
スチームトラップの利⽤に関して
- ●コンクリート⼯場でのスチームトラップについて
- コンクリート⼆次製品⼯場では製品の養⽣を⽬的とする為、潜熱を利⽤し、供給蒸気配管機器にはスチームトラップを適時ドレン溜りの無いように設置し、乾燥蒸気を供給する事により品質向上、燃料削減、養⽣床⾯の⽔分減少による、作業環境向上となります。⽣コン⼯場の給⽔タンク練り⽔加温蒸気では、⽔分の多い蒸気でも顕熱・潜熱*1とも利⽤されますが、⾻材粉砕の加温蒸気では⽔分のない⾼温乾燥蒸気が、再凍結を考えると最良です。このため⾻材粉砕蒸気ラインには、スチームトラップを使⽤して ドレン分の無い⾼温乾燥蒸気の供給が最良となります。
- ●⾷品⼯場でのスチームトラップについて
- ⾷品⼯場で⽣蒸気直接加温⽤蒸気では、⽔分の多い蒸気でも顕熱、潜熱とも利⽤されますが、間接加温蒸気では⾼温乾燥蒸気が、運転効率と温度上昇、ウォーターハンマーを考慮すると最良です。このため蒸気ラインには、スチームトラップを使⽤してドレン分の無い⾼温乾燥蒸気の供給が最良となります。蒸し製品の乾燥では、潜熱の利⽤となり供給蒸気にはスチームトラップを適時ドレン溜り無いように設置し、乾燥蒸気を供給する事により、品質向上、燃料削減、装置内の⽔分減少による機器内環境良好となります。
*1 |⽤語説明 … 顕熱/100°C迄のお湯・ドレン⽔、潜熱/100°C以上の蒸気
スチームトラップを概略分類し簡単な従来の⻑所と短所を記入します
- ❶ディスクトラップ
- 安価、軽い凍結可、蒸気漏れが多い、屋外等の設置で強い⾵⾬で蒸気漏れ⾮常に多い。
- ❷ディスクバイメタルトラップ
- ディスクにカバー付いていて蒸気漏れが少ない、バイメタル採⽤により空気障害なく凍結に強い。
- ❸フロート及びバケットトラップ
- 排出量⼤きい、背圧に強い、ドレン回収に最適、価格⾼い、価格安いのは寿命短い、簡単に凍結。
- ❹サーモスタティックトラップ
- 構造上低温度で開弁、凍結に強い。蒸気漏れは少なく、価格が⾮常に⾼い。
この製品では❷ディスクバイメタルトラップと❹サーモスタティックトラップを使⽤。

平成28年12月特許取得|第6049104号
patent "6049104"