製品情報|詳細 Product Info. / Details

コンクリート骨材凍結防止装置

特許 第4257299号

Overview
基本概要

バッチャープラント燃費⼤幅削減!廉価版の販売も開始!

蒸気ボイラ燃料を半分以下に(バッチャープラントの設置場所・地域など状況によりますが、冬季で約30万円以上∕⽉)削減。操作はタッチパネルでわかりやすく簡単です。温度センサーはK熱電対仕様⼜はPt100Ω仕様可能。

コンクリート⾻材凍結防⽌⾃動制御装置
B.P-AWTH-2

●幅400mm × ⾼さ400mm × 奥⾏200mm

製品本体写真

  • 風速・温度操作画面

    表示部|風速と温度を表示

  • 設定確認画面

    温度と風速により電磁弁開閉時間を設定

グランドホッパー及びストックヤードの、蒸気本管⼜は枝管に電磁弁設置し外気温度⾵速により、適時タイマーにて電磁弁を開閉する。⾻材凍結は、温度より⾵速が多⼤の影響を与えます。⼀例として蒸気電磁弁、噴射5分開と5分閉で従来の蒸気出しっ放しに⽐べ半分の燃料削減!

従来のBP-AWTH-2より⼤幅に価格を下げた簡易型半⾃動コンクリート⾻材凍結防⽌装置を開発完成し販売開始! 簡易型半⾃動コンクリート⾻材凍結防⽌装置|B.P-SHT

About Product
製品について

温度と⾵速を検知し、登録された時間で蒸気電磁弁が⾃動で開閉、⼤幅なの燃料削減となります。開閉時間は事前に計算されたものが登録されていますが、環境に合わせて変更可能です。

施工イメージ

積雪寒冷地では冬季、バッチャープラントのグランドホッパー及びストックヤードの⾻材、砂、砂利に蒸気供給し、⾻材ビン⼝からのスムーズな落下と傾斜コンベアーを登っていくようにしていますが、正確な温度制御が難しく、蒸気の出しっ放しとなり冬季間の多⼤な燃費と多⼤な蒸気ボイラ出⼒を要求されます。

⾻材が凍結すると、⾻材をベルトコンベア等で搬送する際に⾻材がスリップしてしまい、円滑に搬送できないという課題がある。また、⾻材が凍結した状態でコンクリートを製造すると、コンクリートの品質に悪影響を及ぼすおそれもある。

とはいえ、燃料費削減のために毎時間操作するのは本末転倒

問題点

  • ⾻材蒸気加温による⽣コン練り上がり温度調整は、多⼤な蒸気ボイラ出⼒が必要で、結果的に燃費増⼤となります。
  • 地下受⽔槽のみの蒸気加温は、断熱材施⼯されていないと地中放熱し⾮常に効率が悪く、燃費損 失多⼤です。また地下⽔槽を加温(約40℃以上)し過ぎると給⽔ポンプのキャビテーション(ポンプの空転)が発⽣し、給⽔不能・ポンプ破損となります。地下受⽔槽温度は20℃以下とします。

解決策

  • 地下受⽔槽にはトラップドレン⽔、ボイラブロー⽔等の廃熱利⽤を検討し凍結防⽌温度程度にします。
  • プラント能⼒に応じた上部給⽔タンク容量とし(⾜りなければ、上部給⽔タンクの増設)、上部給⽔タンクへ電磁弁による温度調整装置を設置、練りあがり温度調整することで燃費削減となります。
  • 設備に合わせセンサーを複数設置することで、場所ごとに最適な温度設定も可能です。設置される⾻材ストックヤードの環境(例えば、⾻材ホッパの構造、囲い構造、屋根の有無、開⼝部の覆いの有無など)に応じて、データや設置個数なども変動します。
大規模施工例

特許証

平成21年2月特許取得|第4257299号

patent "4257299"